この物語はフィクションです。

放送作家・ドラマー・色白のカネコアキヒロです。現在、世界一周中!写真と動画を交えて世界中のあんなことからあんなことをお伝えできればと思っております。恐縮です。

高所恐怖症が見つけた『ピサの斜塔』にまつわる10の真実

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こちらは、イタリア・ピサ駅近くの広場にある銅像です。

頭の上に巨大な鳥がいるのかと思いましたが、立派な兜でした。

昔のクイズ番組の回答者かとも思いました。

 

そして、像が見せる若干の傾き

あの斜塔を連想させますね。

今回は、ご存知"ピサの斜塔"にまつわる10の真実をお送りします。

 

①地盤が緩くて傾いたけどやりきった。

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だからこうなったんです。

今から800年以上前に工事が開始されたのですが、その時の地質調査が甘く、工事している間にどんどん傾いていってしまった

そこで取った方法は”中心軸をズラしながら続行”

 

しかし、良い方向に向かわずに200年ほどかかって完成。

ずっとダメでも最後までやりきったことにより、世界的な観光地になったわけですね。

勉強になります。

 

 

②傾きを保つためにマッチョ数人が交代制で支えている。

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これは嘘でした。

何のためにピサに行ったかと言われたら、マッチョを見たかったからなのですが、実際には誰もいませんでした。

実際には、階段で5~6段低くなっているだけです。

 

 

③完成後、傾きが悪化  

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「まずい、いつか倒れる。」

ということで、完成から600年後に当たる1990年、イタリア政府は公開を中止し傾きを直そうとします。

そこで行ったののが、傾いていない方に重りを乗っけてバランスを取ろうという作戦。

これがあっけなく失敗に終わります。

その後、北側の地盤を掘削し再度公開となり、一般人も登れるようになりました。

(※写真は頂上まで繋がっている塔の中心です。)

 

 

④傾きは3.99

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4度ではなく3.99度。

ギリギリを攻めてます。

 

プロレスでも、3カウント直前の「カウント2.99」ということがありますね。

同じ事です。ギリギリの美学がココにあります。

 

 

⑤入り口から傾いている

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ドアも傾いてます。

欠陥住宅もここまで傾いていたら高額な賠償金を請求できるでしょう。

 

  

⑥1階はアキレス腱を伸ばすのにちょうどいい。

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これから塔に登るということは、準備体操をしなくてはいけません。

そんな時に有効なのが傾き。

立っているだけでアキレス腱を伸ばしが出来て、頂へアタックできる塔は世界的に見ても稀でしょう。

 

 

⑦階段の一部に負荷がかかってる。

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螺旋階段も塔の傾きに合わせて傾いています。

通る人たちはみんな傾きに合わせて同じ場所を通るので、石の階段が削れてきます。

 

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このように真ん中が削れていることもあれば

 

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端が削れていることもあります。

これでも、壁にもたれかかってるんです。

ピサに登って一番驚くことが、この傾いた螺旋階段でしょう。

 

 

⑧あの鐘を鳴らすのはスピーカー

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世界的な名所に来ているのに、表情がイマイチ嬉しそうじゃないのは怖いからです。

自分の体重でトドメを刺すかもしれないという怖さもあります。

 

そんなことは置いてといて、私の後ろにある鐘にご注目ください。

ピサの斜塔は「鐘楼」です。時を告げるのが本来の役目。

しかし、この鐘は鳴りません。

 理由は、鐘を鳴らすと傾斜に悪影響を与えてしまうかもしれないから。

実際は近くのスピーカーから鐘の音を鳴らしているそうです。

次回訪れた際は、スピーカーを探したいと思っています。 

 

 

⑨手前の木も傾いている

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塔のある広場の入り口に生えている一本の木が、なぜか傾いてます。

大聖堂を基準に見ると、塔と木が傾いている気がしませんか?

もしかしたらピサにまつわる新しい謎を発見してしまったのかもしれません。

 

⑩撮る角度とカメラによっては傾かない

スマホもそうですが、広い画が撮れる広角レンズを使うと”パース”という歪みが発生するために、斜塔が普通の塔になります。

今まで真っ直ぐに生きてきましたが、この時だけは少しくらい斜めでも良いんじゃないかと思いました。

 

 

最後は、広角レンズの歪みがかかりすぎた一枚でお別れです。

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傾かなくても良いはずの大聖堂までも傾いてます。

つまり、傑作です。 

 

本日も、貴重な時間を削ってしまい申し訳ありませんでした。

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